こんにちは、東栄建設工業株式会社 山﨑です。
当社は今日も元気に営業中です!
今日は長期優良住宅の維持保全計画(アフターメンテナンス)についてのお話です。
長期優良住宅に関する以前のコラムはこちら⇓
長期優良住宅はコストがかかる…でも受けられる恩恵も!長期優良住宅のメリット・デメリット
皆さん、ご自宅のメンテナンスは定期的にされていらしゃいますか?
長く快適に暮らすためにはメンテナンスが欠かせません。
長期優良住宅として認定を受けた家だからメンテナンスなんか要らないんじゃない?
…という訳ではないんです!
まず、長期優良住宅の認定を受けるための条件はいくつもあるのですが、その一つに維持保全計画の作成があります。
この維持保全計画は着工前に作成、申請する必要があります。
なのでアフターメンテナンスを行う事を前提として認定をしているのです。
維持保全計画の内容をざっくりまとめるとこんな感じです。
1.構造躯体(建物の骨組み)
基礎、土台、床組、軸組、小屋組
2.屋根・外壁・開口部等
屋根、外壁、雨樋、軒裏、開口部
3.設備
配管設備(給水管、排水管)
住宅の主要部を押さえてありますね。
そして各部位ごとに点検時期(3~30年等)や手入れの内容(全面塗装や取替等)を定めます。
認定長期優良住宅にお住まいになった後は、この維持保全計画に基づいてメンテナンスを行い、
メンテナンス状況の記録を作成・保存することが求められます。
また認定を行った所管行政庁より報告を求められることがありますので、
その際は、作成・保存をしている建築・維持保全の状況に関する記録を提出する等により報告を行ってください。
維持保全が適切になされていないと認めるときは、是正指導や改善命令が出され、
改善命令に違反した場合は認定を取り消されることもあります。
そうなると優遇制度などもうけられなくなってしまいます!
なお、所管行政庁からの報告の求めに応じない場合や虚偽の報告をした場合には、
30万円以下の罰金に処せられることがありますのでご注意ください!
(出典:国土交通省 長期優良住宅のページ)
ただ日々の生活の中で、メンテナンスの時期をご自身で管理されるのは難しい方もいらっしゃるかと思います。
当社では各メンテナンスの時期に近づきましたら「定期点検のお知らせ」をお送りしております。
メンテナンス実施に関してもワンストップでお任せください!
長期優良住宅に限らず、本来、住宅は構造がしっかりしていれば長く住むことが可能です。
外壁や内装、設備の更新など愛着を持ってメンテナンスをしていけば快適に過ごせると共に、
売買・相続等の際にも新しくお住まいになる方にも同じく住み続けようという思いを生み、
住宅が長く住み続けられることにつながります。
是非、大切な我が家にメンテナンスを施してあげてください。
(出典:住宅長持ちガイド)