おはようございます!今日も横浜は秋晴れです☀
事務所前の街路樹は色づき、大倉山公園の紅葉も楽しみです🍂
今日も前回に引き続き品川区G様共同住宅新築工事の現場レポート!
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まずは9月に行われた斜壁部分のシングル葺き工事です。
シングル葺き…?
薄い板を並べる基本的な屋根の葺き方の事で、
今回使用した屋根材は欧米でとても多く使われているオーウェンスコーニング社のオークリッジプロです。
防水性が極めて高く、また2層構造による凹凸と異なる色調の変化が屋根全体に深い陰影と立体感をもたらし意匠性の高い仕上がりとなります。
こちらは屋上のシート防水工事です。
塩化ビニル樹脂を原料としたシートで連続被膜を形成する防水工法です。
短期間で施工でき、耐久性にも優れています。
本日最後の工程は鉄部耐火被覆工事です。
実は鉄骨って熱が弱点。
火災が起きると室内の温度は600~1100℃にまでなると言われています。
とっても頑丈そうなイメージの鉄骨ですが、350~500℃ほどで軟化してしまい強度を保てないんです。
ですから耐熱性の高い素材のもので覆い、弱点を補う必要があります。
それが耐火被覆工事です。
ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)と吹付ロックウールで耐火被覆を行っています。
ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)
…けい酸質原料、消石灰、パルプなどの補強繊維が主原料の不燃材料です。
ロックウール
…天然岩石を原料として作られる人工の鉱物繊維のことで、断熱性・吸音性に優れています。
どちらも耐火性・断熱性に優れているので、室温を一定を保つ効果もあります。
安心・安全で快適な共同住宅が完成しますように✨
今回はここまで、また続報をお伝えします!